ノンバーDDRerの雑記

日常、英語、DDR、CCIE

NTTグループ会社への派遣 (体験談)

NTTグループへの派遣

NTT-ATへの派遣

NTTグループへ派遣されたことが私もあります。

上司からの命で、研究所だと言われていたのですが`NTT-ATでした。

ほとんど研究所の人がやった成果をいわれたまま作成したり、請負という形をとって一緒に研究するような部署に派遣されました。

場所は、三鷹のある場所で地域の活性化という名のもと当時は自転車通勤は禁止でした。

そのため、バスでいくか徒歩20分かけていくしかありません。

私は、そんな遠くないし混んでて腹立つので歩いていました。

そこでやらされたのは、研究のための基礎知識をつけるための研究。

与えられたのは不具合があるONUと研究室と約一か月という期間。

不具合が何かを発見し発表しろとのことでした。

不具合については、ある通信だけができなくなりおそらく破棄されているのではないかということでした。

正直そのヒントから1か月かかんねぇだろ思ったのですが、まぁやることになりました。

 

不具合探索

一応チーム制で知らない人とチームを組み、研究室でとりかかりました。

私がだした案は単純、まず全パケットを生成して、投げたらいいじゃってことでした。

チームメイトと相談し、Perlで生成し、IP Sendwinというツールで読み込ませて投げまくったらいじゃん。

ONUを挟んでパケットをキャプチャしたらパケットの数は同数になるでしょ。

その時はキャプチャデータは隔離して、差分が出たときにチェックしようってことにしました。

ってことで、パケット生成Perlと試験構成を1日で組み試験を実施していました。

PCのスペック上の問題もあったので生成して投げてる間は暇です。

担当の人に暇を伝えると、本でも読んでろということなので、本でも読んでました。

研究室は隔離されてるのでほとんど漫画でしたけど。

 

問題の発見

すぐに通信できないパケットがでてきました。

詳細はあんまり覚えていませんが、あるビットが1になったときに通信ができなくなるようなものだったようです。

16進数の生データを投げただけだったので解析も簡単に終わり、レポートもすぐに作成しました。

ほかの班と違って、最速の2週間くらいで終わってしまいました。

(ほぼPerlの生成時間でしたのでPCのスペックがよければもっと早く終わったでしょう。)

レポート、ログ、やり方を伝えたら、急に顔色をかえて、それをそのままベンダーに言ってくれと言われました。

俺の仕事じゃねぇよ思っていましたが、まぁ、レポートをそのまま報告しました。

ベンダーの人は謝ってたのでよくわからなかったですが、後から聞くと、研究所の人たちが知っていたのはビットだけでなく、ある数字の時と聞いていたからのようです。

要は通らないある通信というのは1つだけだと思っており、それを見つけて終わったようです。

根本原因がわかってなかったようです。

この時、研究所の人の技術の底がしれたなぁと思ってしまいました・・・。

 

堂島

三鷹での研究のための教育は終わったので、堂島へ移動しました。

次は新しいHGWの試験ということでした。

試験チームはわかれていたので自分の担当は統括。

要は不具合対策です。

ほかの班から言われた不具合を再現してベンダーに報告するようなものから、試験環境の手配と構築をしていました。

正直、仕事自体はおもんなかったので、私はそこでどんな会社が派遣されているかというところに興味を持ってしまい、調査しました。

ベンダーが2割、通信建設グループが8割というような感じでした。

また、話を聞いているうちに、ベンダーが徐々に減らされたのは単金が高いからだとか、単金が安い通信建設グループを多くいれているとか、そのせいでベンダーが教育せざるをえず、きれてるとかいろいろな闇を聞きました。

確かに周りのレベルが低すぎたので上司に懇願し私は引き揚げました。

いた人はそこにいるのが普通だと思っているようだったので、置き土産としてこの環境は普通じゃないこと、外の仕事はおもしろいということをいろんな人にこっそりと話していきました。

この時に話を真剣に聞いてくれた人は、すぐさま転職して給料アップしたり、やりがいがある仕事に就いたようです。

この話をした何人かと再会したときには、一様にすごい感謝されています。

 
NTT-ATへの派遣

派遣は正直かえがきく駒です。

特別派遣とか技術派遣とか言ってますが、面接禁止な時点でお察しです。

そのため、どれだけ派遣を洗脳するか、辞めさせないかということに力をいれないといけません。

そういう環境に堂島や三鷹はあったように感じました。

環境が非常にいいので。

ぬるま湯につかりたいなら非常に素晴らしい環境だったように思います。

得たものは、資料の作り方でした。

NTTの方は資料の作り方が上手なのですごい参考にさせていただいています。

心理の面から、文字の大きさとか、画像の配置とか割と論理的に作っています。

 

総評

あくまでも1体験談です。

他のグループ会社への派遣もいってるのでそこは別記事で。

また、いろんな方と話したりすると、頭の切れがやばすぎる人もいたら、何いってんだこいつみたいな人もいます。

正直、NTTさんの技術力はピンキリです。

私の担当は外れだったのでしょう。

社内政治しかしない人もいるのでそうなってしまうのでしょう。

(OBとかに聞くとどう蹴落としたかとか、くそみたいなエピソードを聞けますよ)