ノンバーDDRerの雑記

日常、英語、DDR、CCIE

NWじゃなくてもやっちゃだめなこと

手戻りが発生した

設計書がない状態で試験フェーズに突入

世はアジャイルとかいってNWにまでその手法を導入。

設計もなく要件が定まってないなかで物理構成図と論理構成図だけつくった状態で試験。

監視要件がすべて抜けていたため物理構成が破たん。

手戻り。

 

期間が無いからと工程をすっとばし

監視要件はとりあえずクリアしたが期間がないため机上設計で商用へ。

異常系での考慮が足りなかったため、導入試験で不具合発覚。

ただし、正常系では動くということで導入してみるも、お客様が夜になると電源を落とすということで異常状態が毎日発生する始末。

異常系からの正常系に戻す方法も電源のリブートしかないため、不具合が解決しなかった1か月の間DCに張り付くことに。

 

リリースノートが先走る

公式WEBサイトでリリースノートを出してしまったため、試験が終わっていないのにサービスが開始。

もちろん不具合がでまくる。

直したら別の場所に不具合が発生し、また直したら別の場所の繰り返し。

復旧方法がソフトリセットだとわかっているため、根本解決までワークアラウンド対応。

24時間頻繁に発生するため、近隣のホテルの1部屋をしばらく借用し、PJのメンバーは交代でそこに寝泊まり。

不具合が解消したのは3か月後。

 

データの改ざん

机上設計、ほかの検証で不具合がないので簡単なわりに手数がかかる検証のデータを改ざん。

しかし、そこに未知のバグが潜んでいたため商用で混乱。

改ざん者はクビ、PMは降格処分となっていた。

 

時限爆弾

クーロンである時になったら設定を削除するスクリプトを作成。

スクリプトが動作する前に辞めるも、操作ログで犯人特定。

辞めてしまっていたせいで、会社から訴訟されてしまい破産。

コアネットワークなので、影響人数は10数万人だったとか。

 

総評

みなさん、そんなことしないだろwwwって思うけど、すべて現実です。

特に時限爆弾はその人の家族にまで及んだときいています。

本当に軽い気持ちでしないでくださいね。