ノンバーDDRerの雑記

日常、英語、DDR、CCIE

配線作業とケーブル長

配線への苦悩と確認作業

事前準備

DCの構築をするにあたり前準備をしていました。

入館準備、機器搬入の準備、ラック位置、ラック搭載図、配線表、ケーブルタグ、PC(ツールと設定ファイル一式)、手順書、タイムテーブルや工具などと、ほぼ必須なものを確認していました。

今回はLANケーブルや電源タップはお客様が用意してくださるということだったので、特に気にせず、配線イメージや電源系統等のイメージを固め、メンバーと意識合わせをし不備はないことを確認し、当日に臨みました。

 

当日

集合時に忘れないものを確認し、機器の搬入を手伝い、ラックの前までは無事にイメージどおりできてました。

さて、電源タップを見せてもらったら5mのものを出してきました。

ラックは42Uタイプなので高さは規格上約2mのものです。

電源タップの配線について検討しないといけなくなりました。

私の想像では1.5m長くても3mだと思っていたのです。

とりあえず、一番上の電源から一番下で折り返すようにして残りを近くの棚におくというような配線にしました。

ごちゃごちゃしてて醜かったのでラックのレールで隠れるように止めておきました。

とりあえず、電源は完了です。

次はLANケーブルですが全部3mということです。

1Uのスキマであろうが10Uのスキマであろうが3mです。

私の中の常識ではLANケーブルは距離に応じてある程度長さを変えるものだと思っていました。(私の会社でLANはケーブルは現地作成するので配線作業は易しいです)

そのため、結局LANケーブルもいったんすべて横に流し、レールにそって折り返し、汚い部分は隠れるように止めました。

 

設定確認

特に何の問題もなく終了しました。

 

最終確認

お客様の最終確認が必要ということで、現地作業員の方からボスにテレビ電話で確認です。

表からや後ろからは全くわからないように隠してたのですが、のぞき込んでとるように言われたらしくそれを撮影し、やり直そうということになりました。

が、ケーブルが長すぎてやろうとすると電源を全部落として、一から配線ルートを考えないといけないことと、きれいにしたいなら短くしないといけないことを伝えることでやり直しは避けました。

 

総評

現地作業で気にしないといけないことは現物だけでなく長さもあります。

機器が壊れたり、ケーブル不良の時の想定はしていましたが、ケーブルが長すぎるということが想定できてませんでした。

今後のPJでは同じミスはしないでしょうけど、全部買ってしまったといわれているので残りの拠点は同じことになるのでしょう。

私は拠点に行かないように言い訳していこうと思っています。