ノンバーDDRerの雑記

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リモートハンドの罠:雑記

DCにおける遠隔作業

リモートハンド

リモートハンドとは、DCの常駐者がラックなどの契約者の代わりにハードウェア的なオペレーションを行うことです。

だいたい、ケーブルの差し替えや機器のランプ、電源のOFF/ONくらいはしてくれるようです。

ただし、電話対応が可能かどうかは場所によって違うようです。

事前に渡した作業指示書どおりにしかしていただけなかったり、ちょっと特殊な事情でケーブルタグの名前が違っていたりすると対応不可になったりします。

また、作業指示書の管理という名目で月の料金に上乗せされたりもします。

 

接続間違い

L2SWへの接続変更が必須になったため、作業指示書どおり実施していただくように連絡しました。

L2のためケーブルタグとポートのリンク状態しか現地では確認できません。

また、電話対応不可のため時間指定での作業実施を依頼しました。

ただ、機器故障の関係でSWが本来のSWと違いポート番号が一つずれているものを用意されていましたがそれを知る人は別部隊であったため、知ることがありませんでした。

そのため、ケーブルの接続が横にずれてしまっていたのですが、タグと同じ場所、リンクのランプは正常に光っているということでリモハンは無事に完了してしまいました。

そのあとの遠隔からの正常試験がうまくいかなったため、結局現地入りすることとなり、SWが違っていることを確認し、違っていた経緯を確認し、再発防止策をとることとなりました。

 

今回の失敗

汎用的に指示書を作成したかったため、機種名をいれていなかったのが問題でした。

ホスト名やポート番号、LEDはすべて間違っていませんでしたので。

そもそも、毎月上乗せされている料金ほど作業がないのでリモハンはなくし、保守から作業をすることとしました。

特殊な事情があっても確実に対応できるように。

 

総評

見積もりの甘さと誤認識はどこにでもあります。

やってみないとわかりませんが、結局責任は自分がとります。

自分事として確実にやるしかありませんね