Cisco CSR1000Vについて:体験記
Cisco CSR1000V
現状の困っていること
お客様要望であまり意味のないキャリア冗長を強要されたため、拠点側はAのキャリアでDCでL2SWを挟みVPNサービス側がBのキャリという意味わからないことをしております。
そのため、片側だけのキャリアが開通した場合にアクセス回線が正しく、拠点またはVPNサービス側のサービスが正しく動いているかどうかの確認にルータを持ち歩いていました。
ルータは物理的に重く、また大きく、場所もとるので持ち運びに困っていました。
そのため解決策を考えていたら仮想ルータをPCにインストールすればいいのでは考えたわけです。
Cisco CSR1000Vとは
CiscoCSR1000Vとは簡単に言うと仮想ルータのようなものです。
VMWAREにインポートを実施し、VMWAREの仮想スイッチをブリッジモードとして使い、仮想ルータと物理的に開通確認を実施すればいいのではとなったのです。
ただ、これはそもそも有料なのか無料なのかというところを調査した結果、有料と評価版とがあることがわかりました。
評価版については60日間有料と同じ機能を使え、そのあと制限版として動作するというものでした。
その制限はIFの速度制限がかかったりするというものでしたので特に影響がないと判断し、採用しました。
インストール
CiscoCSRの1000Vの評価版は以下の範囲です。
Release 3.11.0S~Release 3.12.0S
CiscoのDownloadCenterからCSRを探し、Ciscoのアカウントでログインし、評価版を選択しました。
早く使いたかったのでOVA形式をDownLoadし、後はCiscoのサイトを参考にインポートを実施しました。
仮想ツールはVMwareのworkstationです。
特にひっかかることもなくインポートできてしまい、無事に起動してしまったので記載することはありません・・・。
外部との通信
Gigabit1をno shut しip addで適当なアドレスを割り振り、Ping確認を行ったら特に問題なく疎通できたのですぐに使えることがわかりました。
総評
今日はここまでしかできませんでしたが、明日からはBGPの設定を行って設定の保存を行い、仮想マシンをほかのPCに展開することを考えています。
うまいこといけばいいのですが・・・。