全力投資:雑記
ブラック企業を辞めバーテンダーになった友人の話
バーテンダーになるまでの物語
ブラック企業で疲弊し、お金もなかった友人が転職をし、お金と時間を手に入れた結果、お酒という趣味に全力投資を行いバーテンダーになったストーリーです。
最初の仕事
ブラック企業に間違って入ってしまい、サビ残をやらされ疲弊していた友人の話。
その友人はあまりにも疲れており、会うたびに仕事の愚痴しか言わなかったのです。
愚痴を言うとすっきりして帰っていくのですが、しばらくして再会すると愚痴を言っていました。
愚痴を言えばすっきりするようなので本人的にはいいのでしょうが、私は愚痴を聞くために会ってるわけではありません。
べつに悪い友人ではなく一緒に遊んだりする分には楽しいので、そもそもの愚痴をなくす方向に動きました。
簡単な話が転職のすすめです。
転職
手に職が必要な仕事ではないので転職も難しく、また給料も少なく仕事時間が長いため新しいことをやる時間もないと言っていました。
だったらということで、勉強する時間をつくらせました。
仕事時間を減らすという方向に動いたのです。
まずは辞める前提でものを考えることとし、周囲の評価を気にしないようにしようということにしました。
元々、周囲のことを気にしない人だったので一か月もしないうちに、残業がほとんど減ったと聞きました。
そうなれば次にすることは転職活動です。
自分の希望の職場の条件をかき出しまとめてみます。
優先度順に並べて、現実的なところを抑えて活動開始です。
いろんなサイトに登録したりと普通の活動をし、長期戦を覚悟してたのですが、新聞にたまたま入っていた広告の社員募集のものが条件を満たしたらしく、応募し即合格していました。
転職後
サビ残もなく、それなりの給料を手に入れたので金と時間が余るようになってしました。
そのため新しい趣味をもちました。
お酒です。
お金も時間もあるのでいろんな種類のお酒を集め、カクテルを作っています。
2,3年も研究しているようなので中途半端なバーテンダーより知識も味もわかるようになったようです。
話すたびに生き生きしているので転職をすすめてよかったと思っています。
お酒
生活費以外をお酒につぎ込んでは同僚や友達に作って楽しんでいました。
近くに酒屋さんがあったので、お酒を買いあさっているうちに、酒屋さんの常連になっていました。
そんな酒屋さんのご主人からあるとき声をかけられます。
同じようにお酒を買いにくる常連である知り合いのバーテンダーが店の引継ぎ者を探していると。
仕事終わりでいいなら話を聞きたいと言い、バーテンダーに会うと徐々にでいいので引き継いでいってほしいということだったので、それならできると考えバーテンダーの道を選びました。
お酒の趣味も合ったようです。
総評
その話を聞いたときに、お金は使った分返ってくるという言葉が思い浮かびました。
縁と運でバーテンダーになってはいますが、そもそもその縁も、酒屋さんに通ったりしないとないものでしたし、お酒の知識もないとおそらくバーテンダーさんに一蹴されてたでしょう。
趣味に全力投資した結果、仕事になった近くの例でした。
趣味を仕事にするのであれば全力投資もいいのではないでしょうか。
※これは中学からの友人の話です